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22.裏の刺激

物事には表と裏が存在する。僕はどちらかというと裏に魅力を感んじづにはいられない。
表通りよりも裏通りであったり、物語もバックストーリーの方がおもしろかったりする。
裏には危うくも妖艶な色気が存在し、いい意味でも悪い意味でも表以上に
しっかりした芯が根付いているように思うからだ。
また、裏に存在する刺激のひとつに「はかりしれない何か」を感じるからかも知れない。
何事も裏は解りにくいから、そこに怖さや危うさを感じる、でも知りたい、見たいと思う好奇心が色気という形で現れる。
そこに魅力があるのではないだろうか。男女の関係においてもそうであるように、最初は相手の全てを知りたがる、
しかし、いざ知ってしまえば、昔程、関心を示さなくなる。裏も同様で知ってしまえばというところはあるものの、
そこまで踏み込まない、または踏み込めない。だから興味が沸き、魅力を感じる。そこに色気を感じるのかも知れない。
我々は、空間や店舗のデザインをしていく上で、色気は欠かせない要素のひとつなので、色気とはを突き詰めていくと、
裏や影、暗、闇、謎なんかにいきつく、これどうなっているのというところに、人は興味を持つし、
その秘密が解けない、または解かないところに、魅惑の誘いが存在したりする。
そういう仕掛けをいくつか空間に散りばめることで、色気ができる。
ただし、裏だけではできない。当然のことながら、表があって、裏があるのだから、
表を際立たせる為の裏であるべきなのだ。
表を際立たせたければ、裏を極めることである。そうすれば、表がより際立つのである。

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